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肝臓は胆汁を分泌しており、胆汁が流れるのが胆管で、その流れが滞るのが「胆汁うっ滞」です。胆管は肝臓の内部にある肝内胆管と、肝臓の外側の肝外胆管とがつながっていますが、「原発性胆汁性肝硬変症」は肝内胆管のほうに炎症が起こって胆汁がうっ滞し、それによって肝臓が障害され、肝硬変にまでなる病気です。原因は不明ですが免疫の異常が関係するものと考えられています。
これは女性に多い病気で、しかも40〜60歳代の人によく起こります。また、関節リウマチなど自己免疫疾患を合併することが多いのも特徴です。症状としては、まず皮膚のかゆみ、次に黄疸です。下痢やだるさなどを伴うこともあり、さらに進行すると肝硬変の症状が現れます。
肝機能検査では血清ビリルビンの上昇、アルカリホスファタ−ゼ(ALP)やr-GTPの上昇、血液中の脂質が増加、また、免疫グロブリンlgMの上昇などが特徴です。治療としては免疫抑制剤、D-ぺ二シラミンなどが用いられますが副作用が強いのが難点です。副作用の少ない胆汁の流れを促すウルソもよく用いられます。
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