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肝硬変で現れる症状については、代償期には、あまり症状が出ないのが特徴です。代償期から非代償期に進行していくと、疲れやだるさが強くなっていきます。食欲なくなりアルコールなどにもめっきり弱くなる、それに吐き気や下痢を伴う場合もあります。また、次のような症状が肝硬変特有の症状です。
1. 手掌紅斑:手のひらの親指や小指のつけ根あたりに赤い斑状の模様が出ます。
2. 蜘蛛状血管腫:男性の場合に顕著なのですが、胸や首のあたりに蜘蛛が足を広げたような形に毛細血管が浮き出るものです。
3. 女性化乳房:男性の乳房が女性のように膨らんできます。これは女性ホルモンが肝臓で処理できなくなるために起こるもので、他にも性欲が減退したり、睾丸が小さくなるなどの症状が見られることもあります。
4. 出血しやすくなる:肝臓で合成される血液を固める因子が不足するために出血しやすくなります。皮膚に紫色のアザができる皮下出血が多くなったり、鼻血や歯茎などから出血しやすくなる、ちょっとした傷でも血が止まらないなどです。
5. おなかが張る:腸内にガスが溜まり、お腹が張った感じがします。また、足にむくみがきます。さらに腹水がたまり、体重が驚くほど増えてくる場合があります。
6. 脾臓が大きくなる:脾臓は左の助骨の下の方の中にひそんでいる臓器ですが、肝硬変ではしばしば大きくなり、お腹の上から触れられるようになることがあります。「脾腫」と呼ばれていますが大きくなると脾機能亢進症状といって、骨髄内の造血量へ影響を及ぼし、血液の中の白血球や血小板が減少してきます。そのために出血しやすくなったり最近感染に対する抵抗力が落ちてきます。
7. 肝性脳症:昼間ウトウトと眠りがちになったり、奇異な行動を起こして人格が変わったように見えたり、簡単な計算違いや勘違い、精神異常のような行動が起こります。最後には昏睡状態に陥ります。
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