肝臓病の進み方

肝臓の病気はウイルスやアルコールが原因の肝炎が代表的、それが進むと肝硬変・肝ガンになることもある。

肝炎の2大原因はウイルスとアルコール

肝臓の病気の代表は、肝臓の炎症という意味の“肝炎”です。
この肝炎の中でも多いのがウイルス(微生物)が肝臓に住みついて起こる“ウイルス性肝炎”です。
肝炎を起こすウイルスは現在わかっているものが5種類ほどで、それぞれに特徴がありますが、それは後の項でそれぞれ詳しく説明しましょう。

もう1つ、肝炎の原因として重要なのがアルコール類です。
“アルコール性肝障害”はお酒の飲みすぎによる病気です。
もともと欧米人に比べて肝臓が弱かった日本人は、肝臓を傷めるまで飲むことは少なかったのですが、アルコールが手軽に手に入る現代では、増加の傾向にあり、大きな問題となっています。

以上の2つが肝臓の病気のほとんどを占めています。
しかしこの他にも少数ながら、薬によって、あるいは薬に対するアレルギーによって起こる“薬剤性肝炎”や免疫異常によって起こり、女性に多い“自己免疫性肝炎”などがあります。

急性肝炎と慢性肝炎

原因による分け方とは別に、病気の起こり方、症状によって分けることもあります。
肝炎の多くを占めるウイルス性肝炎には“急性肝炎”と“慢性肝炎”とがあります。
急性肝炎は、ウイルスに感染してしばらくすると、熱・だるさ・食欲不振・吐き気など、風邪によく似た症状が現れます。
数日後には、はっきりとした肝炎の症状、すなわち黄疸が現れます。
この頃には風邪のような症状はなくなり、1~2ヶ月、長くとも半年で治ります。

これに対して慢性肝炎は、治らずに慢性化してしまう肝炎です。
急性肝炎が慢性化することもありますが、そのようなケースは少なく、以前からウイルスに感染していたのに症状が現れない“無症候性保菌者(キャリア)”が慢性肝炎となることのほうが、例としてはるかに多いのです。
もちろん、キャリアは発病しないことの方が多いのですが、発病した場合は慢性肝炎となる可能性が高いです。
原因となるウイルスの種類によって急性で終わるもの、慢性化しやすいものがあります。

急性肝炎から、まれに劇症肝炎へ

ごくまれにですが、急性期に大変重い肝炎である“劇症肝炎”になることがあります。
これは、肝臓の細胞が急激かつ広範囲に破壊されるものです。
吐き気・おう吐・倦怠感などの症状が強く現れます。
また消化官や肺などに出血が起き、脳にも障害が起こります。
数日のうちに昏睡状態となり、死に至るという大変危険な病気です。

現在、あらゆる方法で治療しても、助かるのは20~30%程度です。
どういう場合に劇症肝炎に移行するのかは、わかっていないのが現状です。

慢性肝炎が進むと、ガンに・・・

あまりはっきりとした症状が出ない慢性肝炎で恐いのは、知らない間に“肝硬変”に進むことです。
肝硬変は肝臓が線維化して硬くなってしまうものです。
慢性肝炎の人のうち、20%の人が肝硬変に進みます。

肝硬変ではその働きが著しく低下し、身体にエネルギーやタンパク質を十分に供給することが出来なくなります。
また有害物質が体内に溜まってきます。
これがさらに進むと肝臓がほとんど働かなくなる“肝不全”となり、生命を維持することが難しくなってしまいます。
また硬くなった肝臓を血液が通りにくくなってしまうために、脇道として食道や胃の静脈に血液が流れ込んで瘤のようにふくらみ、“食道あるいは胃静脈瘤”ができます。
時にこれが破裂することがあり、大量の出血のため死亡する事があります。
肝硬変の人の約50%には“肝ガン”がみられます。肝ガン・食道静脈瘤破裂・腎不全が肝硬変の3大死因です。

しかし、慢性肝炎から誰もがすべて肝ガンにまで進むわけではありません。
慢性肝炎の人の80%は肝硬変に進んでいませんし、「1度なったら治らない」といわれていた肝硬変にも現在では治療方法が出てきています。

酒飲みや肥満の人に多い脂肪肝

肝臓に脂肪がたまってしまう病気、それが“脂肪肝”です。
人間の肝臓の細胞には、3~5%の脂肪がついているのが普通ですが、30%以上の細胞に脂肪がある状態を脂肪肝といいます。

脂肪肝の原因はお酒の飲みすぎ(アルコール性)・食べすぎ(肥満性)・糖尿病などによるものが多く、原因が不明のものもあります。
肥満性や糖尿病による脂肪肝は、肝硬変まで進むことはありませんが、他の内臓にも脂肪がつき、また、動脈硬化が進み、成人病へと進む可能性が高いという注意信号なのです。
日頃から大量にお酒を飲んでいる人や・大量に食べている人・糖分をとっている人は要注意ですし、「肝炎や肝硬変ではなく、脂肪肝だから・・・」と甘く考えるのは禁物です。

肝臓病は今や国民病

日本人で急性肝炎にかかる人は30~35万人です。
その中で劇症肝炎になる人は2000~2500人で、その半分以上の方が亡くなっています。
また慢性肝炎は現在200万人ほど、肝硬変は年間25万人ほどです。
肝硬変で亡くなる人は年間2万人ほどで、これは35~65歳の死因の第4位です。
肝ガンでは、年間2万3千人ほどの人が亡くなっており、これは男性のガンによる死因の第3位、女性のガンによる死因の第5位です。

肝炎の原因となるウイルスを持っていても症状が出ない保菌者(キャリア)がかなりいることも、肝臓病をやっかいなものにしています。
現在の日本では、わかっているだけでもB型肝炎ウイルスというウイルスの保菌者は、全人口の1%、約120万人、C型肝炎ウイルスのキャリアは1.3%、約160万人といわれています。

わかっているだけでこれだけですから、実際はさらに多いと考えられます。
戦前は 結核が国民病ともいわれてきましたが、現代の国民病といえば「肝炎・そして肝臓病」といっても決して過言ではないでしょう。

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