肝臓の仕組みと働き

要点:肝臓の働きの主なものは代謝・解毒・胆汁分泌の3つ。そのために約500種類以上化学反応が営まれている。

肝臓の主な役割は3つ

肝臓にはさまざまな働きがあり「体内の化学工場」という異名があるほどですが、主な役割としては3つあります。
すなわち、食物から摂取した栄養素を体内で利用できる形に作り変えたり、貯蓄したり、血液に送り出したりする“代謝”、身体に有害なものを分解して無害にする“解毒”、そして消化液である胆汁を作る“胆汁分泌”の3つです。

また、これ以外にもホルモンを分解して調整する役割や、女性の場合、排卵を含む身体のリズムの調節の一部をつかさどったりする役割を果たしています。
主な働きのそれぞれについて、簡単に説明しましょう。

栄養は身体に取り込む代謝

肝臓は、体内での代謝の中心となっている臓器です。
3大栄養素といわれる糖質・タンパク質・脂肪をはじめ私たちの身体に入ってくるほとんどの物質は、この肝臓で代謝されているのです。

私たちの主食になっているごはん・パン・うどん等の炭水化物に含まれる糖質は、身体の主要なエネルギー源です。
この糖質は、食物として摂取された後、まず、唾液により分解、腸で吸収され、血液によって門脈を通って肝臓へ送られてきます。
肝臓では、この糖をグリコーゲンに作り変えて貯蔵し、必要に応じて再びブドウ糖に作り変え、血液中に放出しています。
こうして、身体の各組織が機能を営むためのエネルギーを供給しているのです。

また、肉や魚などから摂取するタンパク質は、アミノ酸に分解、腸で吸収され、やはり門脈から肝臓に集まってきます。
肝臓では、このアミノ酸をもとのタンパク質とは別の組み合わせ方にし、人間の身体に合ったタンパク質を合成します。
そして血液によってからだ全体へ送る働きをしています。

油・バター・肉類から摂取する脂肪は、腸で脂肪酸とグリセリンに分解され、腸で吸収されます。
その中の一部は門脈を通り、また別の一部はリンパ肝から肝臓に運ばれてきます。
肝臓では、これらをコレステロールやリン脂質、中性脂肪などに合成し、血液中に送り出します。
これらは、細胞膜の一部となったり、ホルモンの材料になったりします。

肝臓ではこの他、糖やビタミン、鉄や銅などのミネラル、胆汁などの代謝も行っています。

有害物質を分解して排出する解毒作用

“代謝”とともに、大切な肝臓の働きに“解毒作用”があります。
解毒とは、酸化や還元、その他の方法によって、有害物質を必要な形に変え、尿や胆汁のなかに排出することです。

例えば、私たちの病気を治してくれる薬も、身体にとっては本来は毒ですから、肝臓で薬物代謝酵素という物質によって分解されてから排出されます。
また、お酒を飲むとアルコールが分解され、アセトアルデヒドという物質ができますが、これはかなり毒性の強い物質です。
これも肝臓で分解されます。
しかし、アルコールの量が分解の能力を超えると、翌日になって頭がズキズキしたり、気分がさえなかったりという二日酔いの症状が出てくるわけです。

その他、腸でも、食物が分解される過程で、常にアンモニアなどの有害物質が発生しています。
肝臓はアンモニアも尿素などに変えて、尿の中に排出しています。

ですから、もし肝臓が病気によって破壊され、解毒作用が出来なくなったら大変です。
例えば、腸から吸収されたアンモニアが門脈を経て肝臓へ入り肝臓で代謝されることなく脳に運ばれていくと意識障害を引き起こすことになります。
これがいわゆる“肝性脳症”で、昏睡状態に陥ることがあります。
また、“肝性脳症”は、肝臓の代謝異常の結果おこる血中アミノ酸形成の変化が原因となることも知られています。

肝臓の肝小葉内である類洞(シヌソイド)には、血液中を流れてくるウイルスや毒素、腫瘍細胞などをとりこんで無害にする特別な細胞が存在します。
これもまた、肝臓の解毒作用の1つなのです。

脂肪を吸収しやすくする胆汁を分泌する

肝臓の持つ大切な役割の1つに、古くなった赤血球を材料にして、胆汁を作りだし、胆管から十二指腸へ送りこむ役割があります。
肝臓では1日に」、約1000ml前後の胆汁がつくられています。
肝臓でつくられた胆汁は、一時、胆のうにためられ、食事をすると、神経の作用で、胆のうが縮んで胆汁がでます。

胆汁は脂肪を吸収しやすくする働きがあります。
このときに、膵液も一緒に混ざるのですが、膵液にはタンパク質や脂肪を消化する酵素が入っています。
胆汁の成分は水分・胆汁酸・コレステロール・リン脂質・脂肪酸・ビリルビンです。
特に、ビリルビンは、黄疸のもとになる色素で、肝臓の働きが弱まり、胆汁の合成と排泄がうまくいかなくなると、このビリルビンが血液中で増加して、黄疸が起こります。
なお、胆汁の色は黄色で、便が黄色っぽい色をしているのはこの胆汁のためです。
肝臓が障害されて黄疸が現れた時には、便は白っぽくなります。

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